業務の経験やスキルを持たないフレッシュな大卒を雇用する日本の新卒採用に対して、海外の新卒採用は、即戦力となるような経験やスキルが重視されるという文化的な違いがあります。
そのため、外国人インターンシップは、日本で働く意欲をもった優秀な外国人材を発掘し、多様性に富んだ組織づくりを実現するための有効な手段として注目されはじめています。
この記事では、外国人学生インターンシップの受け入れメリットから、注意点、成功事例まで幅広く解説します。
外国人学生インターンシップの受け入れにお悩みの企業様、外国人新卒の採用に二の足を踏んでいる人事担当者様も、ぜひご一読ください。
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(株)アルフォース・ワン 代表取締役
山根 謙生(やまね けんしょう)
日本人、外国人含め「300社・5,000件」以上の採用支援実績。自社でも監理団体(兼 登録支援機関)に所属し、技能実習生・特定技能外国人の採用に取り組んでいる。外国人雇用労務士・外国人雇用管理主任者資格保有。(一社)外国人雇用協議会所属。
外国人学生インターンシップとは
まずは、外国人学生インターンシップについて、その定義や位置づけ、現状を見ていきましょう。
外国人学生インターンシップの定義
外国人学生インターンシップとは、主に、海外の大学に在籍している学生を対象に、一定期間、企業での就業体験をしてもらうプログラムのことを指します。日本の大学や専門学校に在籍する外国人留学生を受け入れるケースもあります。
通常、大学との提携に基づいて実施され、学生の専攻分野に関連した業務に従事する必要があります。
期間は短期(1〜2ヶ月程度)から長期(半年〜1年程度)まで様々ですが、学業に支障がない範囲で行われるのが一般的です。
外国人学生インターンシップの位置づけ
外国人学生インターンシップは、学生にとっては日本企業の業務を体験し、キャリアについて考える良い機会となります。
一方、企業側にとっては、意欲的で優秀な外国人材を発掘し、採用につなげるチャンスです。受け入れ企業の社員にとっても、外国人学生と接することで異文化理解が深まる、日本人との違いが分かるなど、組織の多様性を高める効果も期待できるでしょう。
上記の通り、学生と企業、双方にとってメリットの大きな取り組みであると言えます。
外国人学生インターンシップの現状
近年、日本企業のグローバル化や人材不足が進む中、インターンシップを通じて優秀な外国人学生や留学生と出会いたいというニーズも高まっています。
実際に、外国人学生を対象としたインターンシッププログラムを用意する企業は増加傾向にあります。
特に、日本語能力の高い留学生は人気が高く、日本語専攻の学生などを積極的に受け入れる企業も少なくありません。
一方で、受け入れに際しては様々な注意点もあります。単純労働は認められていないことや、在留資格の選択、社会保険加入の必要性など、しっかりと理解しておく必要があるでしょう。
外国人学生インターンシップのメリット
外国人学生のインターンシップ受け入れにはさまざまなメリットがあります。
ここでは、意欲的で優秀な人材の確保、日本語能力の高い学生の参加、ミスマッチの防止、社員の異文化理解の促進という4つの観点から詳しく見ていきましょう。
意欲的で優秀な人材の確保
外国人学生のインターンシップは、大学との契約に基づいて行われるため、学生にとっては単位取得に直結する重要な機会となります。そのため、参加する学生は非常に真剣に取り組む傾向があり、高い意欲を持った優秀な人材を確保できる可能性が高いのです。
インターンシップという長期間&実践的な機会を通じて、外国人学生の能力や性格、適性を見極めることができるため、新卒採用の候補としても有望な人材を発掘できるかもしれません。
優秀な外国人学生を早い段階から自社に惹きつけておくことは、日本全体の採用難や、グローバル人材の獲得競争が激化する中で大きなアドバンテージとなります。
日本語能力の高い外国人学生の参加
日本企業へのインターンシップに参加する外国人学生の多くは、日本語を専攻している学生です。
彼らは日本語能力が高く、日本の文化や習慣にも精通しているケースが多いため、コミュニケーションがスムーズに行えます。
日本語能力の高い外国人学生を受け入れることで、社内の言語的なトラブルが起きる確率が低いだけでなく、コミュニケーション不全による問題も起きにくくなるため、円滑な業務を遂行することが可能になります。
また、日本人社員とのコミュニケーションを通じて、外国人学生自身の日本語能力のさらなる向上も期待できるでしょう。
ミスマッチの防止
インターンシップは、学生と企業の双方にとってお互いを深く知れる貴重な機会となります。
外国人学生を受け入れることで、事前に仕事内容や企業文化を理解してもらい、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
学生側も、自分に合った企業や職種を見極められるため就職活動の精度が上がります。
インターンシップを通じて、双方の期待値を調整し、最適なマッチングを実現できます。
社員の異文化理解の促進
外国人学生を受け入れることは、日本人社員の異文化や多文化共生への理解を促進する絶好の機会でもあります。
外国人学生との交流を通じて、多様な価値観や考え方に触れることができ、グローバルな視点はもちろんのこと、改めて日本という国を見つめ直し、自国に対する愛着や誇りを感じられるかもしれません。
このような異文化交流は、社員のコミュニケーション能力や適応力を高め、ダイバーシティを尊重する組織文化の醸成にもつながります。
外国人学生のインターンシップ受け入れは、社員の成長と組織の活性化に大きく貢献すると言えるでしょう。
外国人学生インターンシップの注意点
外国人学生のインターンシップを受け入れる際には、いくつかの重要な注意点があります。
ここでは、その主なポイントについて解説していきます。
単純労働の禁止および専攻に関連した業務が必須
インターンシップは、学生がインターンシップを通じて専門性を高め、将来のキャリアに役立つ経験を積むことを目的としている制度です。
そのため、外国人学生のインターンシップにおいては、単純労働に従事させることは認められていません。また、インターンシップで従事する内容は、学生の大学における専攻分野に関連した業務でなければなりません。
企業側は、学生の専攻や学習内容を理解した上で、適切な業務を割り当てる必要があります。
インターンシップ期間の制限
外国人学生のインターンシップ期間には、一定の制限があります。
原則として、最長1年間とされていますが、条件によっては2年間まで延長可能な場合もあります。期間延長を希望する場合は、大学や出入国在留管理庁(以下、入管)との調整が必要となるため、早めの対応が必要です。
また、長期間のインターンシップを行う場合は、学生の学業への影響にも配慮し、適切なサポートを提供してください。
就職意識の違いを理解する
日本と海外では、インターンシップに対する認識や就職意識に違いがあります。
海外の学生は、インターンシップを授業の一環として捉える傾向が強い一方、日本企業は採用活動の一環として位置づける場合が多いでしょう。
このギャップを埋めるためには、事前に学生とのコミュニケーションを密にし、インターンシップの目的や期待する成果について共通理解を図ることが大切です。
また、学生の就職意識を高めるための支援や、キャリア形成に役立つプログラムの提供なども効果的でしょう。
文化・価値観の違いへの配慮
外国人学生を受け入れる際は、文化や価値観の違いに配慮することが欠かせません。
コミュニケーションスタイルや仕事の進め方、人間関係の構築方法など、様々な面で日本人学生とは異なるアプローチが必要となる場合があります。
企業側は、多様性を尊重・理解し、柔軟な対応を心がけることが重要です。また、日本人社員に対しても異文化理解や多様性への理解を深めるための研修・教育・周知を行うなど、受け入れ体制の整備も進めておきましょう。
適切な在留資格の選択と社会保険加入の必要性
外国人学生のインターンシップを受け入れる際は、適切な在留資格の選択が必要です。
インターンシップの内容や期間、報酬の有無などによって、必要な在留資格が異なるため、入管や専門家に確認しながら手続きを進めましょう。
また、外国人学生のインターンシップであっても、有給かつ労働時間数によっては社会保険への加入対象となります。学生であることが前提なので雇用保険は対象外となり、労災保険は、実際に業務にあたるような労働の要素が強い場合は加入対象となります。
正社員の「4分の3以上」の時間、すなわち一般的な正社員が働く時間数を8時間とする場合、6時間以上働くと、社会保険に加入することになります。
健康保険や厚生年金保険など、日本人学生と同様の手続きが必要となるため、関連部署と連携しながら適切に対応していきましょう。
外国人学生インターンシップの受け入れ準備
外国人学生のインターンシップ受け入れを成功させるには、事前の準備が欠かせません。
ここでは、受け入れ準備の重要なポイントについて説明していきます。
受け入れ目的と計画の明確化
まず、インターンシップの受け入れ目的を明確にすることが大切です。
外国人学生の受け入れを通じて、どのような効果を期待していますか?
人手不足の解消、国籍を問わない優秀な人材の発掘、国際化の推進、多文化共生への理解促進など、目的を具体的に定めましょう。
次に、目的に沿った受け入れ計画を立てます。
インターンシップの期間、受け入れ人数、担当部署、担当者、予算などを検討し、実現可能な計画を策定します。計画の立案には、前述の社保などの問題も含むため、関連部署との調整も必要になるでしょう。
大学との連携と契約
外国人学生のインターンシップを円滑に進めるには、日本人インターンシップと同様に、大学との連携が欠かせません。
外国人学生の所属大学と連絡を取り、インターンシップの目的や内容について説明しましょう。大学側の理解と協力を得ることで、適切な学生の選抜や単位認定などがスムーズに行えます。
また、大学とインターンシップに関する契約を締結することも重要です。契約書には、インターンシップの期間、業務内容、報酬、知的財産権の取り扱いなどを明記します。
トラブル防止のためにも、しっかりとした契約を交わしておくことをおすすめします。
語学等の問題で、大学側とのやり取りに自信がない場合、外国人インターンシップを専門で取り扱う会社にサポートを依頼するのも良いでしょう。
社内の受け入れ体制整備
外国人学生インターンシップを受け入れるには、社内の体制整備も必要不可欠です。
まずは、インターンシップ生の教育・指導担当者を決めましょう。
担当者は、学生の専攻分野に関連した知識を持ち、コミュニケーション能力の高い社員が適任です(インターンシップ生の母国語が話せると尚良しです)。
また、インターンシップ生が快適に働けるよう、執務環境の整備にも気を配りましょう。デスクやパソコンの用意はもちろん、社内ルールや各種手続きについても丁寧に説明することが大切です。
外国人学生の文化的・宗教的な背景に配慮した対応も心がけましょう。
適切な業務内容の設計
前述の通り、外国人学生のインターンシップでは単純労働が禁止されています。
外国人学生の専攻分野に関連した意欲的に取り組める業務を用意しなければいけません。実践的な業務経験を通じて、学生の能力向上につながるような内容を設計しましょう。
また、業務内容は留学生の日本語能力に合わせて調整することも大切です。専門用語の説明や、わかりやすい指示出しなど、コミュニケーションに配慮することで、外国人学生が能力を十分に発揮できる環境を整えることができるでしょう。
インターンシップから新卒採用へ
外国人学生のインターンシップ受け入れは、企業にとって多くのメリットがありますが、その内の1つに、インターンシップからの新卒採用につなげられる点があります。
ここでは、インターンシップから採用に至るプロセスと、その際の重要なポイントについて解説していきましょう。
インターンシップ評価と採用検討
インターンシップ期間中は、学生の能力や適性を見極める絶好の機会です。
大学との契約に基づくインターンシップでは、単位に影響するため学生は真剣に取り組むことが期待できます。
また、多くのインターンシップ生は日本語専攻であるため、高い日本語能力を持っています。実務面だけでなく、性格や社員との相性、コミュニケーション能力なども深く知れることで、ミスマッチの少ない採用につながるでしょう。
採用時の在留資格の選択
外国人学生インターンシップから正社員として本採用する際は、在留資格に注意する必要があります。
在留資格は、従事する仕事内容や滞在期間、報酬の有無などにより異なりますが、代表的な在留資格には、以下のようなものがあります。
- 「技術・人文知識・国際業務」:専門的な技術や知識を要する業務に従事する場合
- 「特定技能」:特定産業の中で専門的な技能を要する業務に従事する場合
- 「企業内転勤」:資本関係のある外国の事業所から日本の事業所に転勤する場合
- 「特定活動」:特定の活動を行う場合(例:経営・管理など)
選考プロセスの中で、仕事内容、期間、報酬などが在留資格の基準に合致しているかを必ず確認してください。
採用手続きの流れ
外国人学生の採用手続きは、日本人学生の場合とは異なります。
主な流れは以下の通りです。
- 大学のキャリアセンターへの連絡
※必要に応じて、成績証明書や成績証明書などの取得依頼 - インターンシップ生の在留資格を確認
- 新たな在留資格の選定(多くの場合「技術・人文知識・国際業務」)
- 雇用条件の決定(給与、勤務時間、福利厚生など)
- 雇用契約書の作成
- 在留資格変更許可申請書類の準備
・在留資格変更許可申請書
・パスポートと在留カードのコピー
・卒業証明書または卒業見込み証明書
・雇用契約書
・会社の登記簿謄本
・会社の決算報告書 - 地方出入国在留管理局への申請書類提出
※審査結果の待機(通常1〜3ヶ月) - 許可が下りたら、在留カードの更新
- 雇用開始の準備(社会保険加入手続きなど)
- 正式な雇用開始
これらの手続きを円滑に進めるために、大学や入管、社労士事務所などとの連携が必要となります。
定着支援の重要性
外国人学生の採用後は、オンボーディングや定着支援に力を入れることが重要です。
文化や価値観の違いからコミュニケーションに齟齬が生じる可能性がありますし、キャリア形成についての考え方も日本人社員とは異なる場合があります。
こうした課題に対応するために、以下のような取り組みが効果的です。
- 社内でのメンター制度の導入
- 定期的な面談の実施
- キャリア形成支援プログラムの提供
- 異文化理解についての研修・教育の実施
外国人従業員の定着を支援することで、外国人従業員だけにとってのメリットではなく、会社全体の改善につながる点も多いため、多様な人材が活躍する職場環境を実現できるでしょう。
外国人学生の採用に関する法的留意点
外国人学生をインターンとして受け入れる際には、様々な法的規定に留意する必要があります。
ここでは、在留資格や労働関連法規、社会保険加入義務など、外国人留学生の採用に関する重要なポイントを解説します。
在留資格に関する規定の理解
外国人学生のインターンシップ受け入れにおいて、まず理解しておくべきなのは在留資格に関する規定です。
留学生の在留資格は多くの場合は「留学」ですが、この在留資格では報酬を伴う活動に一定の制限があり、原則として週28時間以内の就労に制限されています。
また、海外の大学からインターンシップを受け入れる場合、報酬が発生するのであれば「特定活動(最長1年まで)」、報酬が発生しない場合は「短期滞在(最長90日間まで)」の在留資格を取得する必要があります。
報酬が発生せず、期間が90日以上・1年未満となる場合には、「文化活動」の在留資格を取得するという方法もあります。
なお、卒業後に正社員として採用する場合は、「技術・人文知識・国際業務」などの適切な在留資格への変更が必要です。
いずれの場合も、在留資格に応じた要件を満たしているかどうかを確認することが重要でしょう。
労働関連法規の適用
外国人学生インターンシップであっても、日本人と同様に、労働基準法や最低賃金法などの労働関連法規が適用されます。
労働時間や賃金、休日・休暇、安全衛生管理など、日本人社員と同等の処遇が求められるのです。
特に、外国人学生のインターンシップにおいては、専攻分野に関連した業務に従事させることが必要であり、単純労働への従事は認められていません。
また、雇用契約書の作成や、労働条件の明示なども忘れずに行いましょう。日本の労働慣行に不慣れな面もあるため、丁寧な説明を心がけることが大切です。
社会保険加入義務の確認
外国人学生を採用する際には、社会保険の加入義務についても確認が必要です。
原則として、学生のアルバイトやインターンシップであっても、労働時間や報酬額が一定の条件を満たす場合は、健康保険や厚生年金保険などの社会保険に加入する義務があります。
ただし、在留資格が「留学」の場合は、一部適用が除外される場合もあるため、留学生の在留資格や活動内容に応じて適切に判断する必要があります。
社会保険の加入手続きを適切に行わないと、将来的にトラブルに発展するリスクもあります。制度の理解を深め、必要な手続きを確実に行うようにしましょう。
適切な雇用管理
最後に、外国人学生インターンシップの適切な雇用管理についても触れておきます。
日本の職場環境や労働についての慣習は、外国人にとって不慣れなものです。
文化や価値観の違いから生じる誤解やトラブルを防ぐためにも、コミュニケーションを大切にし、お互いの理解を深めていく努力が求められます。
また、日本語能力の面でもサポートが必要な場合があるでしょう。
学生の適性や希望を踏まえたきめ細やかな配慮と、適切な労務管理を実践していくことが重要です。
異文化コミュニケーションに関する研修を行うなど、社内の受け入れ体制の整備も検討しておきましょう。
学生の専攻分野を活かせる業務の提供や、キャリア形成の支援なども、円滑な受け入れのポイントになります。
外国人学生インターンシップの成功事例
外国人学生のインターンシップを受け入れている企業の事例を見ていきましょう。
実際の受入事例から、インターンシップの効果や運用のポイントを学ぶことができるでしょう。
受入企業の事例紹介
A社は、外国人学生のインターンシップを積極的に受け入れています。
同社では、大学との連携により、専攻に関連した業務を担当してもらうことで、学生の意欲的な取り組みを引き出しています。
また、日本語能力の高い留学生が多いため、コミュニケーションもスムーズに行えているそうです。
B社では、インターンシップを通じて優秀な人材の発掘に成功しました。
学生ならではの視点や発想力が、新たなビジネスアイデアの創出につながったと言います。
さらに、社員の異文化理解も深まり、グローバルな企業文化の醸成にも一役買っているようです。
インターンシップからの新卒採用事例
C社は、インターンシップを経験した学生を正社員として採用しました。
インターンシップ期間中の仕事ぶりや人物評価を総合的に判断し、採用に至ったそうです。
事前に業務内容や社風を理解していたため、入社後のミスマッチも防げたと言います。
D社でも、インターンシップ経験者を中心に学生の採用を進めています。
在留資格の選択や申請内容の確認など、採用手続きに関する知識やノウハウが社内に蓄積されてきたことで、円滑な採用活動が可能になったようです。
インターンシップの効果的な運用方法
インターンシップを成功させるには、適切な運用が欠かせません。
受入企業からは、以下のようなアドバイスが寄せられています。
- 大学との連携を密にし専攻に合った業務を用意する
- 日本語能力の高い学生を選抜する
- 異文化理解研修などを通じて社員の意識を高める
- 在留資格や社会保険加入など法的規定を確認しておく
これらのポイントを押さえることで、外国人学生のインターンシップをより効果的に運用できるでしょう。
受入企業の事例から学びつつ自社に合った方法を模索していくことが重要です。
まとめ
外国人学生のインターンシップ受け入れは、意欲的で優秀な人材の確保や社員の異文化理解促進など、多くのメリットがあります。日本語能力の高い学生が多いため、コミュニケーションもスムーズに行えるでしょう。
注意事項としては、単純労働が禁止されており、学生の専攻に関連した業務を提供する必要があることと、在留資格の確認や社会保険加入の手続きなど、法的規定への対応も欠かせない点です。
また、文化や価値観の違いにも配慮しながら、適切な受け入れ体制を整備することも重要です。
インターンシップを通じて優秀な学生を発掘し、新卒採用につなげている企業も多く現れてきました。インターンシップを通して、前に双方の理解を深められるため、ミスマッチの少ない採用が可能になります。
外国人学生の受け入れに際しては、十分な準備と柔軟な対応が求められますが、多様な人材が活躍する職場づくりに向けた第一歩になるはずです。
皆さんの会社でも、外国人学生のインターンシップの受け入れを検討してみましょう。
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